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3つ星レストランのクリスマスケーキ　チョコレートに蕎麦茶

今年、仏版ミシュランで3つ星を獲得した、パリ8区にあるホテル「ラ・レゼルヴ」内のメインダイニング「ル・ガブリエル」。2024年9月、クリスマスに向けたスペシャルケーキの発表が行われました。
シェフのジェローム・バンクテルは、かねてより日本の食材に深い造詣を持つことで知られていますが、今年のクリスマスケーキには、蕎麦茶の香りを閉じ込めました。
シェフが特別に選んだ産地の最高級チョコレートムースに、有塩バターキャラメル、チョコレートスポンジを層に。その中に香ばしい蕎麦茶を煎じて香りづけたクリームを忍ばせています。
炒った蕎麦の実の独特の香りで、ケーキがキレのある味わいに。この蕎麦の実はフランス産ではなく、日本産のもの。ブルターニュ地方も蕎麦の産地として知られていますが、シェフが選んだのは、香ばしい風味がより際立つ日本産の蕎麦茶でした。