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フランスに香る和 Vol. 3 海苔

ピエール・エルメの新設ショップで発見した海苔のショコラ

世界的なパティシエとして知られるピエール・エルメが、パリ・オペラ座のそばに、自身として初めてのショコラトリー「アンフィニマン・ショコラ」を誕生させました。オープンは2024年春でした。ちなみにアンフィニマンとは「無限大」という意味があります。

お店の中は、パレットのようにチョコレートを並べたカウンターが中心にあり、新しいクリエーションの世界に誘われます。

今までは、ピエール・エルメが提案するチョコレートの位置付けは、パティスリーショップの商品の中の一部にすぎず、ボックスに予め詰め合わせにしたものだけを販売していました。対して、新店のチョコレートショップ「アンフィニマン・ショコラ」では、量り売りのため、好きなチョコレートを選んで購入できるようになったのが魅力でしょう。

味の魔術師ならぬエルメが、新店舗の自信作と提案するボンボンショコラに驚かされました。それは、「ALGAE」の名。アルジーと読み、藻類の意味です。

柚子のパート・ド・フリュイ(ゼリー状のコンフィズリー)に、海苔のコンフィチュールを忍ばせたブラックチョコレートのガナッシュを重ねたもので2層に。塩味を海苔の海の香りで表現し、ゆずの香りを引き立たせています。瀬戸内海の風景を彷彿とさせるような、新感覚のボンボンショコラでした。

これからも、旅先などで出会う食材や香りをチョコレートに閉じ込めていきたいと意欲的です。

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