Column

Zyoo@パリ「ル・ボン・マルシェ」

― 日本の美意識とウェルビーイングを、一杯の生姜から

2026年秋、パリを代表する百貨店「ル・ボン・マルシェ・リヴ・ゴーシュ」が、日本一色に染まっています。

8月29日から10月18日まで開催されている「SUPER JAPON」。日本のコンビニエンスストア「コンビニ」から着想を得て、ファッション、デザイン、食、工芸、ポップカルチャー、そして美容まで、現代の日本をさまざまな角度から紹介するイベントです。館内には日本のブランドが点在し、パリにいながらにして「いまの日本」を発見できる空間がつくられています。

その一角に登場しているのが「Bijo;」による「Bar à Beauté Japonais /日本の美容カウンター」。「Bijo;」は、パリ6区にブティックを構えており、日本の化粧品や美容の魅力をフランスに紹介しているジャパン・ビューティのスペシャリストです。単に日本の化粧品を販売するだけではなく、その背景にある素材へのこだわりや美容習慣、セルフケアの考え方まで含めて、日本ならではの「美」を伝えています。写真下右の女性、須山佳子さんが「Bijo;」を牽引しており、「Bijo;」の世界観を体現する存在としても注目されています。

今回の「SUPER JAPON」では、約100㎡の空間に40以上の日本ブランドを集めており、スキンケアやBeauty Tech、フェイスケア、ヘッドケアなどを通して、日本の美容とウェルビーイングを体験できる場をつくっています。

面白いのは、バーのようにカウンターを設置して、さまざまな美容体験を楽しめるということ。そして、その「Bijo;」のカウンターで、同時にドリンクを提供しているのですが、Zyooもその一つとしてサービスされることに。、須山さんが味わいと構成を高く評価してくれたことがきっかけでした。

「Bijo;」が紹介する日本の美容は、単に肌の表面を美しく見せることだけを目指したものではありません。肌や髪、そして身体そのものに丁寧に向き合うこと。素材を大切にすること。そして、日々の小さな習慣を積み重ねていくこと。そこには、日本ならではの身体への意識があります。

Zyooもまた、生姜を中心にした和の素材を入り口に、香りや味わいを通して身体に意識を向けるためのドリンク。そして、カウンターでは、Zyooを炭酸水で割ったシンプルなスタイルで提供しています。生姜、黒文字、山椒、柑橘の皮と、重なる和の香りが、炭酸の軽やかさとともに立ち上がる、すっきりとしながら重奏感のある味わい。美容体験の合間の一杯としても、多くの方に楽しんでいただいています。

日本の美容とウェルビーイングを発信する「Bijo;」の空間にZyooがあることは、とても自然なことのように感じられました。そして、今回の舞台が「ル・ボン・マルシェ」であることにも、大きな意味があります。

「ル・ボン・マルシェ」は、単に商品を販売する百貨店ではなく、新しい文化や美意識、ライフスタイルを発見し、世界へ発信してきた場所。世界中から感度の高い人々が訪れるこの場所で、Zyooを実際に味わっていただけることは、とても貴重な機会となっています。

美容体験をしながら、カウンターでZyooを一口。「これは何?」という小さな驚きから、生姜へ、日本の食文化へ、そして身体を大切にする日本の暮らしへと想像が膨らみ、会話が広がっていくようでした。

記事一覧へ

Contact us

お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちら